カエルの餌は何がいい？食いつき抜群！イエコオロギを選ぶ理由

2025年5月19日

カエルにとって「良い餌」とは？

カエルは肉食性の両生類で、小さくて動く獲物を好んで食べます。つまり、「動き」「サイズ」「におい」など、刺激のある餌を好むのです。
では、どんな餌が「良い餌」なのでしょうか？
それは、「栄養バランスが良く、安全で、よく食べてくれる餌」です。特に成長や健康維持に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルがしっかり摂れるかどうかが大きなポイントです。

カエルのタイプ別｜おすすめのエサ

樹上生カエル

イエアメガエル、ニホンアマガエルなど

コオロギ、ショウジョウバエ、蛾などの生きた昆虫がおすすめ

水生(半水生)カエル

アフリカツメガエル、ウシガエル、トノサマガエルなど

メダカなどの小魚や、冷凍赤虫などの水棲生物
固型飼料や人工飼料も比較的慣れやすい

陸生カエル

ベルツノガエル、クランウェルツノガエル、ヒキガエルなど

成体には冷凍マウスなどもOK（大型種に限る）
小型種や成長期の個体には、小さな昆虫（ショウジョウバエ、ベビーコオロギなど）

よく使われるカエルのエサ一覧

エサの種類	特徴・ポイント
コオロギ	定番のエサ。成虫は大きすぎるため、小さい個体が◎。硬い足は外して与える。
蛾（ガ）	どのカエルもよく食べる。夜にライトで集めると捕まえやすい。
ハエ・アブ	寒い時期でも入手しやすい。大きめの個体を選んで与える。
ワラジムシ	自然採集がしやすく、腐葉土とニンジンで簡単に飼育可能。
ショウジョウバエ	成体化直後のカエルに最適。羽のない品種を飼育すると管理がラク。
ヤブ蚊	おたまじゃくしから変態直後のカエル向け。網での捕獲が有効。
冷凍赤虫・ミミズ	一部の種類（アオガエル、アフリカツメガエルなど）はピンセットで与えられる。

イエコオロギを選ぶメリット

多くの飼育者が選ぶのが「イエコオロギ」です。その理由は明確です。

タンパク質が豊富で栄養価が高い
活発に動くため、カエルの捕食本能を刺激する
幼体向けの小さなサイズから成体用の大きなサイズまで選べる

特に成長期のカエルにとって、高タンパクな餌は欠かせません。イエコオロギは、まさに“育ち盛りの主食”といえる存在です。

イエコオロギの栄養と安全性

イエコオロギは、ただの虫ではありません。実は、次のような栄養素を豊富に含んでいます。

タンパク質
ビタミンB群や必須アミノ酸
ミネラル（カルシウムは補強推奨）

IEKOのイエコオロギは、健やかな成長のために必要な温度や湿度、水や餌、二酸化炭素割合などが自動管理できる専用の自動養殖機械で育てられています。密閉された自動養殖機械は異種混入や異物混入を防ぎ、イエコオロギにとって快適な環境が整えられています。
元気なイエコオロギをお届けするために、自動給餌している専用の餌にもこだわりを持っています。養殖ノウハウ構築の過程でいろいろな餌の材料を試し、試行錯誤の末に行き着いたオリジナル餌を採用しています。
そのため、カエルにも安心して与えられます。

人工飼料 vs 生き餌：どっちがいい？

人工飼料は保存やコスト面で優れていますが、食いつきにムラがあるのが難点です。とくに若いカエルは「動く餌」にしか反応しないことが多く、自然な行動を引き出すにはやはり生き餌がおすすめです。

「生き餌は管理が大変」と思われがちですが、通販サービスを利用すればその負担はかなり軽減できます。必要な時に必要な数だけ届くサービスなら、手軽さと質の両立が可能です。
どうしても生き餌に抵抗がある場合は、カエル用の人工飼料や冷凍餌を検討しましょう。
ただし、カエルの種類や個体によって好みに差があるため、食べてくれないケースもある点に注意が必要です。

コツとしては、
・ピンセットで動きをつけて与える
・他のエサと混ぜながら慣れさせる
といった工夫も効果的です。