春はエサを食べない季節?
◆食欲が少しずつに戻ってくる春
「まだ寒いので、食欲のないレオパですが、これから夏に向けて食欲は少しずつもどってきますよ」と教えてくれたのは、自宅でもレオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)と暮らしている、いきものふれあい学校松山店のスタッフさん。
スタッフさんのお話から、春のレオパの食欲についてまとめてみました。
◆「寒いから食べない」を防ぐために
春は、朝晩の気温差が激しい日もあり、施設内のレオパ達がエサをあまり食べない状態が続くことがあります。寒さ対策として室内全体はエアコンで温かく管理し、ケージ内はパネルヒーターなどで部分的に温めて、レオパが体温を調整できる快適な飼育環境に整えています。
◆レオパが快適な温度
レオパが快適に過ごせる温度は、26℃~32℃ぐらいといわれています。飼育温度の適温には個体差もあり、ケージ内の温度管理だけでは寒いと感じる場合もあるため、日ごろから部屋全体の温度変化を意識することが大切です。
◆食欲を刺激するエサ
施設では、レオパのエサ用としてイエコオロギとデュビアを与えています。
「コオロギよりもデュビアの方が好きな子もいます。デュビアはニオイがあるので、レオパの食欲を刺激するのかもしれません」と話すスタッフさん。
イエコオロギにくらべ、独特のニオイや硬さがあるデュビアは、食べ応えにも違いがあるようです。
◆食欲の変化に気づく習慣
食欲の変化に気づくために、ふだんから食べる量を確認しておくことも大切です。レオパが積極的に食べていない、食べるまでの時間が長い、好きなエサだけ食べているなどの場合も注意しましょう。
暖かくなってきても、エサを食べない状態が続くなど体調が気になる場合は、動物病院での早めの診察をおすすめします。
◆レオパの食欲が増す季節
気温の上昇にあわせて、レオパの食欲は増していきます。よく食べてくれるタイミングであり、ケージ内の温度管理が比較的ラクな春は、はじめてのレオパを迎える人におすすめの季節。食欲の変化などお迎えする心構えを学んで元気なレオパと楽しい時間を過ごしたいですね!
いきものふれあい学校 松山店
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